しゃびーの人生Labo

34歳で製造業からエンジニアになって人生を変えてみた。

人生は死ぬまでの暇つぶし

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ども、しゃびーです。

今回は人生の岐路で悩むアラサー男子が出した結論について見て頂けたらと思います。

悩んで苦しんで、そこで得られたものとは!?

 

 

 

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相変わらず人生の岐路に立って悩み続けています。

それを認識できているのが幸いですが、

選択によっては大分違った人生になってしまう。

 

 

 

 

 

 

先週、エンジニアとして生きる人生を1度諦めました。

プログラミングで他の優秀な奴に勝てる気がしないし、

継続して勉強していけるのか不安だったからです。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、

「迷った時は困難な道を選べ」

 

soycats.com

 

 

 

 

よく言われていますよね。

しかしこれ、徹底的に自分と向き合って残った選択肢の内という前提です。

どちらもそれなりに前情報が揃っているという前提だと思います。

 

 

A子とB子と両方と付き合っているけど、どちらと結婚しようか…

という場合は一応両方の情報を把握しているので、

妥当な候補だと言えます。

 

 

しかし僕の場合、復職かベンチャーかという選択でしたが、

ベンチャーに転職した後の姿や仕事のスタイルなど情報不足過ぎです。

 

 

それでも耐えることが夢へ到達する方法で、やるしかないと思った。

しかし、エンジニアは勉強を続けなくてはいけない。

そうは言ってもプログラミングを学ぶのは苦手なのに継続できるだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

不向きなことで戦うことが如何に大変か、今の職場でよくわかっている。

やればそれなりにできるようになると思う。

だけど、人より頑張って「それなり」だ。

(そもそも人より頑張れないと思う)

  

 

そのジャンルが「好き」な奴には勝てない。

さらに「夢中」な奴にはもっと勝てない。

 

 

 

 

 

 

 

東京のベンチャー1社から内定をもらったが、 

周囲の技術者は生粋のプログラミング好きばかり。

ついて行けない可能性がある。

 

 

 

 

 

 

 

サイバーエージェントの社長が、

楽天のシンガポール撤退を受けて以下の言葉を発信している。

 

波をうまくのりこなすことは大事です。また、リスクを取らなければリターンもないのも事実です。しかし、サーフィンと同じで、自分の実力でとれるリスクの範囲で波に乗っていなければ、重傷を負うこともあるし、命を落としてしまう危険性もあります。長老になってくると海の怖さを熟知しているので、嵐の日に、「あの若者、海に出たのか!?」 みたいな気持ちになることがあります」

 

 

 

 

32歳という年齢

自分のスキルと相手が求めるスキルの差

今後の自分の成長速度と継続性

自分が大切にしたい価値観

手に入れたい人生

目指す自分の姿

 

 

 

 

 

1ヶ月間ずっと悩んでいます。

(大分県のベンチャーは流石に待遇が悪すぎて断りました)

 

 

 

 

 

もう復職するという道しかないと思ってしまいました。

一度休職した人間は外様中の外様ですよね…わかっています。

 

 

 

 

 

 

ただ、今は仕事があったり収入があるだけで有難いと感じます。

休職中なんてニート同然ですよ。

(有難いことに傷病手当金で給与の8割貰えています)

 

今までは挑戦していたので何も感じませんでしたが、

挫折してから気持ちはどん底です。

 

しかし、

場所問わず、会社に依存せず稼げるようになる」という目標は捨てたくない。

目標を達成するための手段を変えようと必死に考えてみた。

 

 

 

 

 

他の手段としてはライターになるという選択肢がある。

ただ、非常に…非常に狭き道。

 

 

ダメだったら会社で外様として枯れていくしかない。

怖いなぁ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう思っていたら、ふと祖母に会いに行きたくなり、

1.5hかけて田舎に車で行って来た。

 

 

祖父は今年亡くなり、息子(叔父)と2人暮らしをしている。

祖母は体があまり自由に動かないし、叔父は目が不自由だ。

 

そして、客観的に見て非常に困窮した生活状態。

生活保護を受けれるなら受けるべき状態である。

 

僕は、 そんな生活をしている祖母を不憫に思っていた。

 

 

 

 

 

久々に会ってみると、祖母は元気よく明るい笑顔で迎えてくれた。

近況報告は程々に、動画を撮る準備をしてインタビューを開始した。

 

いくつか質問をして、これまでを振り返ってもらったが、

その時の祖母の発言に衝撃を受けた。

 

「今が一番幸せだよ。何の苦労もないし、食べたいものを食べれる生活だもの」

「みんな健康だし、これが一番良いよ」

「不思議だね、嫌なことは全く覚えていないんよ。残ってるのは楽しい記憶だけさ」

「昔の楽しい時を思い出すのが、とても楽しいんよ」

 

 

 

 

目から鱗だった。

お世辞にもまともな生活をしていると思えない祖母から、

今が一番幸せという言葉が出るとは思わなかった。

 

しかも、食べたいものを食べれる生活なんて…

目の前にあるコンビニと生協で買う品ばかりなのに。

 

何の苦労もないなんて…

車が必須の田舎に暮らしながら、祖母も叔父も車を運転できず

移動に難ありの生活をしているにも関わらずだ。

 

 

 

あぁ、自分は資本主義に染まり過ぎていたのだなと反省した。

そして、何か悟ったような感覚になった。

 

 

 

 

嫌なことも最後は忘れることができるのか…

大きな後悔さえなければ、いや、後悔さえも忘れるのやもしれん。

 

 

困窮した生活でも幸せを感じることができる。

お金と幸せはあまり関係ないんだなと理解した。

 

 

 

 

 

 

それに比べて僕は、

人並み以上にお金をもらって美味しいものを食べたり、

欲しいものを買ったり、好きな場所に行ったりしていたのに、

満たされることがなく、常に空虚な感じがして、

 

遂にはそれに飲み込まれて休職してしまった。

仕事よりも高すぎる目標との乖離に苦しんだ結果だ。

自分を見失っていたのだろう。 

 

 

 

 

 

 

 

今日も復職か転職かで悩み苦しんでいた。

こんなに苦しいなら、いっそ死んでしまっても良いと感じるほどだ。

でも本当に死ぬ勇気はない。

 

 

 

あぁ…つらい、何のために生きているんだろう。

死から生を見つめてみた。

 

 

 

すると、1つの思いに至った。

 

「人生は死ぬまでの暇つぶし」だと。

 

 

 

それならば、夢中になれることをできるだけ多く積み重ねよう。

だって、超暇なバイトをしてる時は時間が長く感じるでしょ?

それがバイトじゃなく人生レベルだとしたら、

とんでもなく長く感じてしまう。

 

 

夢中で駆け抜けた人生だったなと、

楽しかった記憶しか思い出せないなと言って死にたい。

 

 

虚無感から出て来たようだが一定の真実を含むと思う。

人生に意味などないし、意義などない。

なので、そんなものは死ぬ前に勝手に定義すれば良い。

自分の軸次第だ。

 

 

結局は如何に夢中になって、楽しんで生きることができたか。

それじゃないかなと。

 

 

これを書いている今、あらゆる欲望が薄まっている。

高級車、高級な家、高級な食事、豪華な海外旅行、それが何だと。

 

 

夢中になれるものがある方が幸せだと感じている。

そして、きっと夢中になった人は他の人の役に立てるはず。

その生き方は良い循環を生みそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

さて、僕は今日の時点では東京のベンチャーに行くことにしようと思う。

なぜなら、優秀な人が揃っていて、新しい環境、新しい仕事があって、

それだけでも飽きないのに、しばらく夢中にならないと追いつけない状況。

 

 

 

良い暇つぶしになりそうだ(笑)

 

 

 

あとは、待遇が悪くないことを祈るのみ。

もちろん金銭的報酬は必要です。

自分や大切な人達を守る保険になるからです。

 

 

それでは、ご覧いただき有難うございました。

 

 

 

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2017/9/20 追記

 

結局復職することにしました。

自分の手に入れたい人生、この先に進むと失うものが明確になったからです。

復職して0からやり直して、人生を死ぬまで生きようと思いました。

とりあえず今のところは。

 

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